余湖裕輝「ニンジャスレイヤー」

こちらの作品は、twitterなどでも小説として連載され人気を博した作品、「ニンジャスレイヤー」のマンガ版です。

「ネオサイタマ」を舞台として、「カラテ」や「スリケン」を駆使して戦う、「ニンジャ」の活躍を描いた作品。

……これだけで、なんとも奇妙で面白い雰囲気が伝わるのではないでしょうか。

小説はもともと、アメリカのブラッドレー・ボンド、フィリップ・N・モーゼズという二名の原作があり、それを有志が翻訳したものが、ウェブ上で連載されるという形になっています。

マンガとして視覚的になったことで、ニンジャスレイヤーのそこかしこに現れる「ちょっとオカシな日本語」がさらに目立つようになっています。

「アイエエエ!?」「Wasshoi!」「ゴウランガ」など、いわゆる「ニンジャスレイヤー語」もふんだんに盛り込まれています。

ニンジャスレイヤーの小説は、一応どこから読んでも問題なく楽しめる、という形で書かれているようですが、やはり連載とあってかなりの分量があるものです。

そこで、「読みたいと思っていたけどなかなか手を出せなかった!」という人には、マンガ版がぴったりといえるでしょう。

もちろん、筋金入りのニンジャスレイヤーファンにとっても、これまでまったくニンジャスレイヤーのことを知らなかった!という方にもおすすめです。

濃厚なアクション物として楽しめるのが、この「ニンジャスレイヤー」です。

Kindle価格は¥579、紙の本よりも30円お得です。(2014年1月現在)

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